メンテナンス業務
遊具を安全に、使用頂くため下記の様な各種メンテナンス業務があります。
メンテナンス業務は有資格者が点検します。
- 公園施設製品安全管理士
- 公園施設製品整備技士
点検の目的
点検は、遊具の劣化やJPFA-SP-S:2014 不適合によるハザードを早期に発見し、遊具による事故を予防するとともに、適切な維持管理業務につなげることを目的とします。
幼児や児童が遊具の利用者であることから、以下の点に配慮して行います。
- 安全の確保
- 機能の保持
- 美観に配慮した形姿の維持
点検とは、遊具の現状を調査し、劣化診断とJPFA-SP-S:2014に基づく基準診断などを行い報告書を作成するまでの一連の行為をいいます。
点検結果を踏まえ、使用禁止処置の必要性や、修繕・撤去・更新などの対処とその優先順位を速やかに決定します。
点検の種類
点検の種類として以下のような点検があります。
日常点検
管理者が、遊具の異常や劣化などの有無を調べるために日常的に行う点検です。
定期点検
摩耗状況や変形、ならびに経過年数などについて確認する「劣化診断」とJPFA-S:2008に基づき遊具の形状や安全領域などの項目について確認する「基準診断」とがあります。
精密点検
専門技術者により分解作業を行ったり、また測定器などを使用して行う精密な点検。
点検の基本的な流れ
- 見積もりの作成・提出
- お客様から点検を行う上で必要な資料を頂き、請負内容の決定後、御見積を作成、提出させて頂きます。
- 現地調査
- 現地調査を行い、遊具施設の点検を実施点検時に危険と判断された遊具は管理者の方と協議の元、使用禁止の応急処置を行います。
- 点検報告書の提出
- 点検結果の元、遊具の判定を行い、点検時の施設状況写真付きの点検報告書を作成。
管理者へ点検報告書を提出させて頂きます。
- 修繕提案
- 点検後、変状が発見された場合には、お客様の御要望により、適切な修繕方法のご提案とその修繕見積を提出させて頂きます。